応募書類にも人柄が出る!?

職務経歴書は、履歴書に比べ正解がありません。
どういう書式を使うか?何を書くか?など自由が多い分、あまり作成した経験がない方にとっては難しく感じてしまう方が多いです。
人によっては、経歴やスキルだけを記載している人も少なくはありません。

簡素化した職務経歴書を提出される方ほど、志望動機も数行で終わっている人が多いのが特徴です。中には志望動機が空欄の方もいて、意外かもしれませんが、ご年齢が上がるほど応募書類が簡素化される印象を受けます。

人気企業には書類選考がつきものです。
それにもかかわらず「何が出来るのか」について、過去の経験を連ねるだけでは、何が得意な方なのかが見えてきません。書き方が分からず、経験を連ねているだけであったとしても、「言葉が足りない方」と印象を受けとられてしまいます。そうなると、「この方のコミュニケーション能力はどうなのか?」などの不安材料となります。

使用する語彙についても同様です。
何気なく使う言葉一つで、自信の無さが伺えるものです。
例えば「未経験職種でありますが、●●職に応募いたします」など記載があると、「経験が無いので手取り足取り教えてください」と感じてしまいます。未経験の時こそ熱意や覚悟が欲しいので、未経験だけど●●には自信があります。など、経験が足りない点を補える魅力や熱意を人事は知りたいのです。

また自信がない時ほど、伝える言葉が回りくどくなってしまう方が多いです。「頑張りたいと思っております」という言い回しを使う方が多いですが、これも熱意や覚悟を伝えたいのであれば「頑張ります」と言い切りの形で終わるべきです。
このように何気ない言葉が、皆さんのお人柄や覚悟を伝えていることをお忘れなく。

まとめる力は必要ですが、簡素になり過ぎると何が得意なのか理解がされづらくなります。「どうそ、察して下さい」だと、なかなか内定は貰い難いのが現状です。
以上のように、応募書類でも積極性が相手に伝わるように作る必要があります。
もしうまく作成ができない場合はお気軽にご相談ください。